東京都内でマイホームを持ちたい。でも、希望の土地・理想の間取りでは予算が間に合わない…。そんなあなたが必ず迷う戸建て・マンション・コーポラティブハウスの選択肢3つを比較!住まい選びのご参考に、どうぞ。
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東京23区の西部に位置する杉並区は、都心と郊外両方の良さがある区。都心にほどよく近くアクセスが便利な立地にありながら、昔ながらの商店街が多く立ち並んでいます。また、「高円寺」や「西荻窪」など人気を集めているエリアは、独自のカルチャーを持っていることで有名です。ここでは、杉並区における注文住宅費用相場や駅別土地価格、住みやすさなどについてご紹介していきます。
以下は杉並区の土地単価例です。注文住宅を建てる場合は建物の本体価格や諸費用がプラスされますので、ご注意ください。
坪単価 | 20坪 | 35坪 | 50坪 |
---|---|---|---|
195.9万円 | 3,918万円 | 6,857万円 | 9,795万円 |
建物価格や諸費用で3,000万円程度が必要になると考えた場合、杉並区での注文住宅の費用相場は20坪で7,000万円程度。お子さんとゆとりのある暮らしを望むのであれば、35坪はあったほうがベター。その場合、約1億円の予算が必要になります。
以下、各エリアの土地単価例です。注文住宅を建てる場合は建物の本体価格や諸費用がプラスされますので、ご注意ください。
20坪 | 35坪 | 50坪 | |
---|---|---|---|
杉並区 | 3,918万円 | 6,857万円 | 9,795万円 |
八王子 | 1,020万円 | 1,785万円 | 2,550万円 |
大宮 | 3,808万円 | 6,665万円 | 9,521万円 |
浦和 | 2,615万円 | 4,576万円 | 6,537万円 |
海老名 | 1,104万円 | 1,932万円 | 2,760万円 |
船橋 | 1,227万円 | 2,148万円 | 3,069万円 |
柏 | 1,018万円 | 1,782万円 | 2,546万円 |
杉並区は都心へほどよく近くアクセスが便利な地域のため、郊外と比較するとやはり土地代は高め。なるべく費用を抑えて広さや間取りにこだわりたい方は、立地条件を広げてみるのも一つの手かもしれません。あるいはマンションやコーポラティブハウスなどの選択肢も検討してみると良いでしょう。
※コーポラティブハウスとは?
コーポラティブハウスは入居希望者たちが集まり、自分たちで土地の取得や建設業者の手配などを企画し建築にあたる新しい形の住まい。必要な費用を入居希望者全員で出し合うため、リーズナブルに住まいを手に入れられるのがメリットです。
23区の中では比較的リーズナブルに家を建てられる杉並区ですが、予算を8,000万におさめる場合、どんな家が建つのでしょうか?注文住宅・マンション・コーポラティブハウスの3択でそれぞれの坪数・間取りを紹介します。
※注文住宅は上物価格を3,000万円、土地代5,000万円で計算しています。
住宅の種類 | 注文住宅![]() |
マンション![]() |
コーポラティブ ハウス ![]() |
---|---|---|---|
坪数(平米数) | 25.5坪(84.2m2) | 26.1坪(86.3m2) | 30.5坪(100.8m2) |
間取り | 2LDK~3LDK | 3DK~4LDK | 3DK~5DK |
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マンション について詳しく |
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注文住宅 |
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![]() |
坪数(平米数) |
18.0坪(59.5m2) |
間取り |
1LDK~3LDK |
マンション |
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![]() |
坪数(平米数) |
26.1坪(86.3m2) |
間取り |
3DK~4LDK |
コーポラティブハウス |
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![]() |
坪数(平米数) |
30.5坪(100.8m2) |
間取り |
3DK~5DK |
新宿区や渋谷区などの中心部に比べるとリーズナブルな価格で一軒家を建てられる杉並区ですが、8,000万円の予算となると敷地面積が25坪(建築面積はさらに狭まる)なので、やや手狭な住宅となります。マンションやコーポラティブハウスであれば、同じ予算でもより広い家が手に入ります。とくにコーポラティブハウスでは、分譲マンションと異なり販売手数料やモデルルーム宣伝費といったコストが価格に含まれないため、驚くほどリーズナブルな価格で理想の家が実現。好立地かつデザインや間取りなどのこだわりも貫けることから、いま人気の住宅スタイルです。
以下、各駅の土地単価例です。注文住宅を建てる場合は建物の本体価格や諸費用がプラスされますので、ご注意ください。
駅名 | 坪単価 | 平米単価 | 駅名 | 坪単価 | 平米単価 |
---|---|---|---|---|---|
荻窪 | 233万円 | 70万円 | 高円寺 | 213万円 | 64万円 |
阿佐ヶ谷 | 237万円 | 71万円 | 西荻窪 | 184万円 | 55万円 |
八幡山 | 165万円 | 50万円 | 永福町 | 192万円 | 58万円 |
方南町 | 172万円 | 52万円 | 東高円寺 | 161万円 | 48万円 |
南阿佐ヶ谷 | - | - | 高井戸 | 163万円 | 49万円 |
新高円寺 | 168万円 | 50万円 | 浜田山 | 170万円 | 51万円 |
久我山 | 161万円 | 48万円 | 下井草 | 144万円 | 43万円 |
井荻 | 146万円 | 44万円 | 西永福 | 178万円 | 54万円 |
上井草 | 141万円 | 42万円 | 富士見ヶ丘 | 173万円 | 52万円 |
荻窪や阿佐ヶ谷、高円寺などの中央線沿線の人気エリアは地価が高め。下井草や井荻などの西武新宿線沿いのエリアは昔ながらの商店街も多く、土地価格はリーズナブル。オフィスビルや商業施設も少なく、落ち着いた住宅街のエリアです。
荻窪駅から | |||
---|---|---|---|
東京 | 24分 | 新橋 | 28分 |
品川 | 34分 | 有楽町 | 29分 |
新宿 | 11分 | 赤坂 | 30分 |
渋谷 | 22分 | 虎ノ門 | 26分 |
池袋 | 23分 | 六本木 | 29分 |
恵比寿 | 24分 | お台場 | 48分 |
西荻窪駅から | |||
東京 | 26分 | 新橋 | 30分 |
品川 | 36分 | 有楽町 | 31分 |
新宿 | 13分 | 赤坂 | 32分 |
渋谷 | 24分 | 虎ノ門 | 28分 |
池袋 | 25分 | 六本木 | 31分 |
恵比寿 | 26分 | お台場 | 50分 |
阿佐ヶ谷駅から | |||
東京 | 23分 | 新橋 | 27分 |
品川 | 31分 | 有楽町 | 30分 |
新宿 | 9分 | 赤坂 | 27分 |
渋谷 | 19分 | 虎ノ門 | 24分 |
池袋 | 19分 | 六本木 | 25分 |
恵比寿 | 22分 | お台場 | 49分 |
浜田山駅から | |||
東京 | 38分 | 新橋 | 33分 |
品川 | 35分 | 有楽町 | 39分 |
新宿 | 22分 | 赤坂 | 31分 |
渋谷 | 15分 | 虎ノ門 | 31分 |
池袋 | 35分 | 六本木 | 30分 |
恵比寿 | 25分 | お台場 | 56分 |
永福町駅から | |||
東京 | 33分 | 新橋 | 32分 |
品川 | 34分 | 有楽町 | 38分 |
新宿 | 15分 | 赤坂 | 27分 |
渋谷 | 13分 | 虎ノ門 | 30分 |
池袋 | 28分 | 六本木 | 29分 |
恵比寿 | 24分 | お台場 | 55分 |
上井草駅から | |||
東京 | 48分 | 新橋 | 52分 |
品川 | 49分 | 有楽町 | 49分 |
新宿 | 30分 | 赤坂 | 47分 |
渋谷 | 37分 | 虎ノ門 | 49分 |
池袋 | 30分 | 六本木 | 45分 |
恵比寿 | 39分 | お台場 | 72分 |
新宿や池袋、渋谷といったターミナル駅には20~30分前後で通勤・通学可能。都心とは違う静かで落ち着いた雰囲気が魅力の杉並区ですが、主要駅までのアクセスが良い点も人気の秘密かもしれません。ただし、新橋・有楽町エリアやお台場周辺までは1時間程度を要します。予算や立地、間取りなど、譲れない条件をきちんと整理しておくと良いでしょう。
杉並区は、いくつかの要件に該当する保護者を対象に保険診療に係る医療費の自己負担分を助成するマル乳・マル子医療証助成の制度を実施。「子育てしやすい」「子育てを応援する」まちづくりを目指して、就学前の子どもがいる家庭に一時保育などの子育て支援サービスを使用できる応募券を交付しています。
杉並区は、平成30年度の認可保育所入所申込者の状況に応じて丁寧なマッチングを行い、平成30年4月1日時点で「待機児童ゼロ」を実現。また、杉並区民の児童であることをはじめ条件を満たしている児童を対象に、私立幼稚園6園で教育時間の前後に保育を行う「長時間預かり保育」を実施しています。
300を超える区立公園がある杉並区。デイキャンプのできる公園やゴーカートを置いている公園もあり、ファミリー世帯にとっては非常に魅力的です。落ち葉プールや工作などのイベントを行う「落ち葉感謝祭」、犬を飼っている方を対象にリーダーウォークなどを学ぶ「犬のしつけ方教室」、犬を飼っていない子どもを対象にした「犬とともだち・はじめて教室」など、さまざまなイベントが開催されています。
「支えあい共につくる 安全で活力あるみどりの住宅都市 杉並」を、10年後の将来像とする杉並区。平成24年3月に策定された「杉並区基本構想(10 年ビジョン)」では、みどり豊かな環境にやさしいまちを目標の一つにかかげています。地球温暖化防止への取り組みや循環型社会を目指す取り組み、大気汚染を防ぐ取り組みなど、目標の実現に向けて多種多様な活動が行われています。
平成7年の阪神淡路大震災以降、杉並区では「防災まちづくりフェア」を行っています。震災への備えを促すことを目的とした防災まちづくりフェアは、毎年 1 月と 9 月の防災の日に合わせて年 2 回開催。その他にも「燃え広がらないまち」の実現を目指した道路の拡幅整備や区民の安全にかかわる情報を周知するための情報収集伝達体制の整備など、さまざまな形で防災に取り組んでいます。
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